理想の私が死んでいく

適応障害で休職→復帰しました。悩みつつ楽しく生きる雑記ブログ。

考えすぎて動き出すことができない人へ「多動力」/堀江貴文著を読んだので感想【書評】 

どうも、ひつじ田メイ子です!

 

お盆休み前半は出歩いたので、後半はお家に引きこもり作業をしたり、読書をしていました。

 

そんな中で読んだのがコレ!

 

多動力/堀江貴文

 

堀江さんといえば、最近ロケットの打ち上げにも挑戦されていましたね。

www.huffingtonpost.jp

 

今まで堀江さんの本は拝見したことが無かったのですが、簡潔な言葉でまとめられていてとても読みやすかったので、まとめておきます。

 

仕事術としても読めますが、ちょっと破天荒な感じはやはりあります(笑)

 

これらが実行できるからこそ、堀江さんは色々なプロジェクトに取り組めているんだろうなと思いました。

 

私は生き方の参考的に読み進めましたが、面白かったです。

 

本の紹介

 

堀江貴文のビジネス書の決定版! !

一つのことをコツコツとやる時代は終わった。
これからは、全てのモノがインターネットに繋がり、全産業の〝タテの壁〟が溶ける。
このかつてない時代の必須スキルが、あらゆる業界の壁を軽やかに飛び越える「多動力」だ。

第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない

Amazonより引用)

 

 

この本の言いたいことをひとことでまとめると

本のタイトル通り「多動しよう」ということ。

つまり、「たくさん動いて、好きなことはとことんハシゴをしまくろう」ってことです。

 

ひとつの分野だけを100点取る人より、色々な肩書をかけ算できる人が生き残っていけるよ、ということを主張されています。

 

印象的で挑発的なことば達

本著に出てくる言葉は、端的で、挑発的な言葉が多いです。

 

「寿司屋の修行なんて意味がない」

寿司屋さんで修行している人が見たら、怒りそうですよね。

 

でも、堀江さんはその論拠として、情報伝達のスピードが昔と今とでは違うことを挙げられています。

 

インターネットなどが普及していなかった時代は、魚のうまさを引き出す包丁さばきや握り方を知っている親方に弟子入りするというというのは、有効な方法だった。

しかし、今はひとつの新しい情報に対して、別のものとの組み合わせを考えたり、改良したりするオープンイノベーションの時代。

「石の上にも三年」なんて貴重な時間が失われる、と言っています。

 

個人的には、ちょっと暴論じゃないかな…とも思いますが。

でも、時代のスピードに遅れず勝ち残っていくには、「新しいものを掛け合わして、さらに価値創造することが求められているんだよ」ということを分かりやすく説明しているんだと思います。

 

「飽きっぽい人ほど成長する」

 「飽きる」というのは、慣れて、余裕が出たということだ。大事なことは飽きたらすぐに捨てることだ。(p.65)

 これは三日坊主レベルの飽き性の話ではありません。

 

とことんハマって飽きるを繰り返して行けば、一定レベル以上の多分野の知識を手にすることができるということです。

 

とことんひとつのことにハマるということ自体、案外難しいことだったりするよなぁ…と思ったり。

 

「全部自分やらなきゃいけない症候群」患者が多い

全然知らなかったんですが、堀江さんは毎月1冊の本を出しているそうです。

ふつうに考えて多くないですか?

 

そんなハイペースで出版できている秘密は、編集者とライターが堀江さんにインタビューしてまとめているからという理由だそうです。

 

なんとなく本っていうのは、「作者がいてその自身人が書くもの」という固定観念があったので、そんな手法もあるんだ!!と驚きました。

 

本を出す大きな目的は「ある人間の考えを読者に伝えること」であり、「作者=書き手」である必要は無いのだということに気づき、目からウロコでした。

 

全てを自分でやる必要性は無く、他人に丸投げできるものはして、自分にしかできないことのみに集中することが重要だという考え方は、普通に生活を送る上でも大事なことだと思いました。

 

自分は他人の仕事まで請け負ったり、人に任すのがすごく苦手なので、「全部自分がやらなきゃいけない症候群」にかかっているよな…と思いました。

 

君の名は。』がヒットした理由に納得

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君の名は。』がヒットした理由の章についてが納得感がありました。

映画『君の名は。』がヒットしたのは、今の時代の「時間感覚」を見事にとらえていたからだと思う。(p.103)

現代人は「無駄な時間」を我慢することができず、2分の空き時間でもスマホを使って時間を潰している、と堀江さんは言っています。

 

だから、通常の2時間かけてじっと座ってみなければいけない映画は、現代人にとってはとても長く重たい時間であると指摘しています。

 

そのあたりの現代人の飽き性の性格を『君の名は。』の監督は捉えていたのではないか?というのが堀江さんの見解でした。

 

君の名は。』を私が観た感想としては、全体の場面展開が早いと感じました。

 

間とか余韻とかある映画が好きなタイプなので「もうちょっと詳しく説明が欲しいな」と思うシーンが多かったのです。

 

なので、『君の名は。』がここまで大ヒットした理由がいまいち分からなかったのですが、本著を読んで、できる限り無駄な場面を排除しスピード感を出すことで、飽きさせる間を作らなかったから、多くの人にとって「自分にフィットする作品である」と感じさせることに成功したのかな、と納得しました。

 

読むだけでなく自分ごとにする

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この本は各章の最後に「JUST DO IT(やってみよう)」というまとめページ代わりのTODOリストが載っています。

 

好きな部分を一部抜粋すると、

  1. 「飽きたこと」ノートを作ってみよう
  2. 「付き合わない人」を決めることがあなたの生き方を決める。
  3. できるかどうかはおいておいて、とにかく手を挙げよう

 

こういう読み手に対して行動を促すタイプの本は自分に置き換えながら考えられるので好きです。

 

ブログは「成長したこと」ノート

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1の「飽きたこと」ノートは「成長したこと」を可視化できるノートになるとのことです。

 

ブログで自分の行動を書き残していくことは、自然と「成長したこと」ノートをつけていることになるのではないかな?と思います。

 

 

私がこの1年で始めたことで飽きてしまったことはまだないですが、

  • ブログを開設した
  • 一眼レフカメラを買って使ってみた
  • 趣味で動画を作り始めた
  • Twitterをチェックするようになった
  • 日本酒の銘柄を気にするようになった
  • 食べログをチェックして美味しいお店に頻繁に行くようになった

などなど。

 

ざっと思いつくだけでも、去年の自分はしていなかったことが増えています。

 

▼いろいろやってます↓

hituzidameiko.hatenablog.com

hituzidameiko.hatenablog.com

 

まだまだ飽きていないということは、ハマって掘り下げる余地がたくさんあるのでしょう。

未知の楽しいことがある・やってみたいことがあるということは、幸せなことだと思います。

 

付き合わない人を決めると時間ができる

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私は今まで誘いがあると出て行ってしまうタイプでした。

 

自分から誘わない分、しばらく会っていなかった誰かから誘われると「ここで断るともう誘ってもらえないかもな…」とちょっと無理なスケジュールを組んででも時間を作っていました。

 

もちろん、その場その場は楽しいので後悔は無いのですが。

 

でも、そろそろ自分の大事な人との時間を濃くしたり、何が自分にとって大切なのか気づくことも良い頃なのかなと思うのです。

 

やることリストを連ねると同時に、やらないことの取捨選択をしていくことが大切なのかもしれません。

 

一番に手を挙げられる人になるメリット

一番に手を挙げて動けるということは、その物事の主導権を握れるようになるのがメリットだと思います。

 

単純なことでも、実際やるにはすごく難しいことだと感じています。

 

一番初めはリスクが大きくて、多くの人は早くても、二番目か三番目にやってみようと思いませんか?

 

でも、就活のグループワークなんかを思い出しても、最初に自分から口火を切った選考は上手くいっていたような気がします。

 

お笑い芸人の又吉直樹さんも『夜を乗り越える』というエッセイで書いていたのが、お笑いスクールのネタ見せの授業の際、必ず一番に発表していたそうです。 

 

一番最初はウケにくい。でも、後の方にエントリーして時間切れでネタをやれなくなる可能性があるなら最初の方がいい。毎回一番だったら名前も覚えてもらえるし、選抜に選ばれる可能性も高くなる。(夜を乗り越える/p.50)  

 

又吉さんも堀江さんも一番に動くことはリスクがあるけどそれだけリターンもあるということを書かれていました。

 

どうせ後から同じことをやるなら、ちょっと勇気を出して一番にやってみるのもいいのかもしれませんね。

 

まとめ

長々と書きましたが、要するに「とにかくやろう!」っていう本です!

 

仕事のモチベーション上がらない時や、何か挑戦したいけど二の足踏んでいる時に読むとカンフル剤になると思います! 

 

そんな感じですー!

 

ではでは!

 

        

短い時間ほど大事に使える

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朝はいつも3度寝くらいしてようやく起床する。

6時にアラーム1回目。

6時半にアラーム2回目。

6時45分のアラーム3回目でようやくベッドから這い出てくる。 

サッサと起きれば良いんだけど、毛布の中でモゾモゾ「起きないとダメだよなぁ〜、でもなぁ〜」とやってるとこういうことになる。

 

起きてからはルーティーン通り、用意してた服に着替えて、朝食を作って、化粧するのでトータル1時間くらい。

 

だいたいそれで電車にぴったり間に合う。(自転車の鍵を無くしたり、定期を忘れたりしなければ)

 

でも、今朝はいつも通り用意したのになぜだか出発時間より15分も早く用意が済んだ。

 

15分というと長くもなく短くもない微妙な時間。

 

早く家を出て、会社に行くという選択肢もあるけど、生憎会社に早く行きたく無いので却下。

 

30分あればカフェでコーヒーでも飲みながら本でも読みたいところだけど、そこまでの余裕は無い。

 

どうせならこの15分間有効に使おうと、家事でもするかと早速動いた。

 

普段、帰宅してからやる諸々の家事に手を付けてみると思いの外はかどった。

 

①テーブル拭き

②食器洗い

③皿を棚にしまう

④自室の机の書類整理

⑤畳んでた部屋着をしまう

⑥洗濯物の仕分け

 

15分間で6つも家事が片付いた。

正確に言うと、6つ終わった時点であと3分残ってたので、日焼け止めを塗り直したらピッタリ15分だった。

 

帰って来たら疲れてたり、時間があるからといってダラダラやったりしちゃうんだけど、朝だとタイムリミットが決まってるから、自然と急げるから良いもんだと思った。

 

時間ってたくさんあると湯水のごとく使っちゃうけど、ちょっとしか無いと思うと大事に有効に使おうと思える。

 

この記事も、「ブログ書こう!」って意志さえあれば、電車の短い時間でも書けた。

 

時間のある無いというより、意志のある無いで、できることの量は劇的に変わったりするんだよね。

疲れてたりすると、その気持ちがちっちゃくなっちゃって、「まあいいか」ってなっちゃったりするんだけど。

 

「まあいいか」と思う適当力も大事にしつつ、やる時はやるという集中力のバランス感覚が欲しいです。

 

明日からお盆休み。

たくさん時間があるように思うけど、多分過ぎてしまえば、「もっとやりたいことがあったのに…」って言ってそう。

 

やりたいこととやらなきゃいけないことちゃんと考えて、大事に大事に時間を使いたいなって思う。

 

今日1日乗り切るぞー٩( ᐛ )و

 

ではでは!