安いコーヒーの粉をおいしく淹れる方法を見直してみたよ。
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幼少期の頃からうちの家では、コーヒーをペーパーフィルターで淹れています。
最近流行りのコーヒーメーカーとかあったら便利なんだろうな、と思いつつ、毎朝ケトルを沸かし、粉コーヒーをバサッと入れて、適当にお湯を注ぐ。
毎日、毎朝ぼんやり淹れているので、気が付かなかったけど、そういえば私コーヒーの正しい淹れ方って知らないな、と今朝やっと気づいたのです。
おいしいコーヒーが飲みたいので、調べてみました。
トップに出てきたのがUCCのページを参考に淹れてみる。
①必要な道具を揃える
https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/drip.html
サーバーは所持しているけど、1杯分しか淹れないのに洗い物を増やしたくないので、スルーしました。
細口ドリップポットなるカッコいいものは持っていないので、普通の電気ケトルで代用しました。
あと、今回はサーバーを使用しないので、先にカップにお湯を注いで、捨てることでカップを温めて準備OKです。
②お湯を沸かして、ペーパーフィルターをドリップにセットする。
ペーパーフィルターの折り方は合っていました。
↓内側に折る
↓外側に折る
底辺を内側に折り、側面は外側に少し折り込んで、ドリッパーにセット。
https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/drip.html
私は1杯分で良かったので、10g程度のコーヒーの粉を入れます。
いっぱい入れる人は上の表を目安にしてみてください。
コーヒーの粉は、中細挽きがペーパードリップには適しています。
だいたいスーパーに売ってるコーヒーの粉は中細挽きだと思うので、あまり気にしなくていいかと思います。
細挽きの場合は水出しのドリップに、中挽きの場合はサイフォンや布ドリップに適しているそうです。
↓セットしてコーヒー粉を入れたよ。
③コーヒーを蒸らす
ココが一番勉強になりました。
おいしいコーヒーを淹れるために必ずやっておきたいのが、「蒸らし」です。初めにコーヒーに少量のお湯を、そっと乗せるように注ぎ、粉全体に均一にお湯を含ませてから、20秒ほどそのままにして蒸らします。注ぐお湯の量は20cc程度、95℃前後が適温です。サーバーにポタポタとお湯が数滴落ちてくるのを目安にしてください。
今までは、お湯が沸騰したらすぐにドバーッとガサツに1杯分注いでいました。
今回はこの文章に従い、お湯が沸騰してから落ち着くのを待ち、少しだけ蒸らしてみました。
なぜ蒸らすのかというと、コーヒーに含まれるガスが放出されることで、コーヒーとお湯が馴染みやすくなり、お湯の通り道ができるそうです。
コーヒーのおいしさを引き出すためには大事な部分だそうです。
↓ゆっくり蒸らしたよ。
④お湯を注いで抽出する
コーヒー粉の中心に、小さな「の」の字を描くように、お湯を80cc→40cc→20ccと3回に分けて優しく注ぎます。水面が上から1/3程度減ったら次のお湯を注ぐようにします。ここでは一杯分を抽出するときに注ぐ湯量の目安を記載していますが、サーバーについている「一杯分」の目盛りを見ながら注いでみても良いでしょう。
ケトルで「の」の字を書くのは至難の業ですが、普段より優しく回数を分けて注いでみます。
ちなみに今まではフィルターの「壁面」からお湯を円に注いでいましたが、これはコーヒー全体から成分を抽出できないためNG行為らしいです。
中心で小さく「の」の字がキーワードだそうです。
あとは、お湯は真上から注ぎ、お湯が落ちきる前に、次のお湯を注ぐのもポイントですね。
コーヒーカスの表面に細かい泡が残れば成功だそうです。
泡はアクや雑味の成分で、コーヒーの中に落ちずに残っているということです。
⑥実際飲んでみる
今日の朝ごはんと共に飲んでみました。
確かに、いつもの少しエグイ酸味とか渋みは少なくなったと感じました。
安いコーヒーなので、まあこういう味だよねと思っていたのですが、淹れ方によってだいぶ味が変わるのでびっくりしました。
私の淹れ方が下手だったのですね(笑)
お米でも古米でも美味しく炊く方法があるように、安いコーヒーの粉でも、淹れ方によっては良い感じの味にできるのだなとひとつ賢くなりました。
ちなみにうちの基本のコーヒーはMJBです。
ネットの口コミでは美味しくないと叩かれてますが、「めっちゃおいしいよ」とは言いませんがふつうに美味しいですよ。安いし。
たまにカフェで美味しかったコーヒーを買って帰るのは特別感があって幸せです。
明日は土曜日でお休みの方も多いと思うので、今日の夜にでもゆったりとコーヒーを丁寧に淹れてみるのはいかかでしょうか?
私は、ふんわりとコーヒーの香りが漂うとちょっぴりしあわせ気分になるので、好きな時間です。
それでは、また。