理想の私が死んでいく

適応障害で休職→復帰しました。悩みつつ楽しく生きる雑記ブログ。

休憩時間に業務の話をしてくるのは時間泥棒だ。

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どもども。 

わりと順調に会社に通えています。

仕事はバリバリ軽いので、まだちゃんとお仕事しているとは言えないのですが…。

今日もカチカチ打ち込みをして、パスタ食べて、病院行って帰宅しました。

 

いまは1人でできる、軽めのお仕事で他の人と関わらなくて良いので気が楽です。

 

今日のテーマは、「休憩時間に業務の話をしてくる人は時間泥棒」です。

いや、今日は直接私が言われた訳じゃないんですが、目の前で繰り広げられている事象が気になりました。

休職前はよくコレをやられていて、心底疲れていたのでお話したいです。

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休憩は仕事をする上でとても大事

私は仕事をするにおいて、休憩時間はとっても貴重で大切なものだと考えています。

定時で帰れたとしても、8時間労働をする中で、唯一ゆったりと気を休めることができる時間です。私の会社は12時~13時までがお昼休みです。

休まずに仕事をしても、作業効率が落ちると思うので、適度な休憩は必要だと思います。

 

それなのに。

休み時間中にわざわざ自分の業務を進めたいがために、データの保管場所など「本当にいますぐ必要?」と聞きたくなるくらい、緊急性の低いことで休憩中の人を質問攻めにしたり、どうでもいい頼み事をしてくる人がいるのです。

 

取引先から電話がかかってきて、オフィスにいたので取り次いだ方が良いというのは分かります。社外との関係性なのでこまめに連絡を取り合う方が、お仕事としては絶対良い。

それすらも、緊急性が無ければ、せいぜい1時間~30分ほどのことなのだから、休憩時間はちゃんと休憩した後だっていいのではと私は思います。

本当に緊急であれば、各自携帯を持っているので、そちらにかけるでしょう。

 

休憩時間を奪う上司

今日の休憩時間中、上司が部下に対して、PC内の資料等を結構な時間を使って探させていました。

上司「ほら、あれ。前に使ったあの資料がさ、無いんだけど~。お前が持ってるんじゃねーの?」

部下「僕、この間上司さんのフォルダに提出したと思うんですが…」

上司「えー。でも無いんだけど、ホントに入れたの~??」

部下「(ちょっと焦りながら)…。あ、入ってますよ。ここです。」

上司「あ、ココか。忘れてたわ(笑)ごめんごめん~」

部下「(ホッとした感じで時計をチラ見)見つかって良かったです。…じゃあ、」

上司「あとさ~、前回の撮影で使ったサンプルってどこにあんの?見たいんだけど」

部下「これですね。どうぞ…じゃ、」

上司「あとさ~(以下15分無限ループ)」

部下「…。」

 

何も言えない部下を可哀そうに思いながら、私は心の中で上司に突っ込んでいました。

業務時間内に言いなさい!

質問事項があるのなら、まとめて下さい!!

そもそも絶対その案件今じゃなくていいでしょ!!!

30分後でも全く問題ないでしょ??!!

 

自分の業務の進行の都合で、他人の時間を奪ってはいけない。

どうしても納期の都合上、他人の時間を奪ってしまう恐れがあるなら、午前中の段階であらかじめ声をかけておくとか、せめて質問事項をまとめておくとか、時短できることはいくらでもあったはず。

緊急の場合は流石に仕方ないとも思うけど、「休憩時間だけど、ごめんね」のひとことがあると無いとでは、大違いではないだろうか。

 

この上司は全然悪びれてないのだ。そして、気づいていない。

部下は午後一番で社外のアポがあったので、ずっとソワソワしていた。お昼ご飯がちゃんと食べられたかとても心配だ。

各メンバーの予定は共有されているから、上司も少し考えれば分かるはずなのに。

 

私も似たようなことを上司にされたことがあるので、部下の様子を見ていてすごく嫌な気持ちになった。

自分が休憩時間中に仕事をしなければいけないのはその人の勝手だけど、他人を巻き込むのは止めて欲しい。

私は業務時間内でも、10分以上かかる話や仕事には、事前連絡を入れて欲しい。

 

他人の時間を尊重できない社風

残念ながら、私の会社はみんながみんな、他人の時間を食い合っていると、入社してすぐの時からずっとっずっと感じていた。

相手の時間を尊重しない。

思いついたようにミーティングの収集をかけたり、事前に予測できたであろう頼み事を納期ギリギリにしてくる。

就業時間後に当然のように会議時間を設定される。

会議が時間通り終わらない。

何よりそれを多くの人が受け入れてしまっている。私も含めて。

だから、残業がなくなるわけがない。

 

なぜスケジュールを立てないの?共有しないの?

思いつきで会議をする前に、なぜ議題を周知させて対策を持ち寄る形にしないの?

 

どう考えても、無駄なことが溢れている。

いっぱい思うけど、言えないんだ。

抵抗するより、いまの自分の仕事をして早く帰りたいから。

 

私は入社時これらが気になってしょうがなかった。

仕事量が多かったり、自分の作業スピードが遅くて残業をするのはともかく、ムダな時間や事前予測ができたはずなのにいきなりの頼み事が多いのが、どうしても許せなかった。

 

その点においては、鈴木さん(私が体調を崩してしまった原因といえば原因)はキッチリ時間管理をしてくれる人だった。

朝出勤したら、一日のTODOを報告し、チームの外出予定などを共有した後、15分程度で今後の予定や発生しそうな案件の共有。

鈴木さんは常に簡潔に指示をまとめて出してくれて、的確で分かりやすかった。

後からいきなりタスクをぶち込んで、私の予定をめちゃくちゃにしてくることは絶対にしなかった。

新しいタスクが来たら整理し直して、明日に回せるものは無いか考えてくれる人だった。残業をすることを良しとしない人で、作業効率を上げることを教えてくれた。

言葉遣いを除けば、本当にもっと一緒に仕事がしたかったな、と思う。

 

私がこれから長い時間をかけてできること

私は転勤をして短期間で出戻ることになった。

入社して年数も浅いのに休職もした。

会社からしたら、完全にお荷物の社員だろう。

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でも、こういう結果になったから見えたものもある。

私は私が思っていたよりも、この会社と会社の人間が好きだったこと。

この会社は思ったより、休職者に優しいこと。

時間管理は、どう考えても会社として今後直していく方が長い目で見れば良いということ。

 

だから、私がもう少し回復して仕事も任せてもらえるようになったら、「他人の時間を奪わずに、誰かが我慢しすぎずに働ける職場」に少しずつでもしていけたらと思うのだ。

たとえば、スケジュールの管理の方法を変えるとか些細なことかもしれないけど。

 

それらをするには、まず自分の体を労わることをしていくことが第一歩なんだろう。

 

他人の時間を奪う上司を見て、そんなことを思った一日でした。

 

 

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