理想の私が死んでいく

適応障害で休職→復帰しました。悩みつつ楽しく生きる雑記ブログ。

会社に行けない理由を「病気だから」で都合よく言い訳にする卑怯者

これは、ただのフィクションです。

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私は会社に行くことができなかった。

 

起き上がれなかった。

理由は分からなかった。

熱は無いのに頭痛がすごくて、体が驚くほど重かった。

なんとか布団から這い出て、リビングの椅子に座る。

 

朝の情報番組では、普段見ないコーナーが占いを伝えていて。

私はiPhoneのホーム画面をただ見つめていた。

家を出なければならない時間は、どんどんと迫ってくる。

私はパジャマのままだった。

 

始業時間ギリギリに会社に休むと電話をした。

 

風邪とは全く違うと思ったけど、会社には風邪だといった。

コレをどう説明して良いのか分からなかったし、説明する気力が無かった。

 

電話を切ると、すぐベッドに戻った。

何もできない自分が苦しくて、泣いた。

 

私は昔、こんなに弱い子じゃなかった。

 

会社に行けないことは弱さじゃないと分かっている。

体のためにはそうすべきだと分かっている。

 

他人になら優しい言葉をかけることができる。

でも、自分に同じ言葉をかけてみても全然響かない。

 

昔はもっと頑張れた。

そんなもう何百回と過去の自分と比べては、落ち込んでいる。

そんなことは無駄でしかない。

 

いまはいま持っているもので、進むしかないのに。

なんでそれに納得できないの?

 

「病気だから」と慰める自分のことも、私は気に入らない。

「病気だからなんなんだよ」ってもう一人の自分は言っている。

 

○○さんも××さんも、お前なんかよりずっと大変なのに、頑張っている。

「病気だから」を毎回都合よく使うね。

「自分は悪くない」とうまく誤魔化す材料にしているお前は卑怯者だよ。

 

自分が自分に卑怯者って何度も言う。

 

私は失くしてしまったのものの前で、いつか戻るんじゃないかって待っている。

ソレはもう多分、戻ってこないし。

戻ってきても私は使ってはいけないものなんだと思う。

無理する力とか、振り切るほど働くこととか。

 

こうしている内にも、世界はどんどん進んでいて、自分は止まっているみたい。

 

世界のスピードが速すぎて、ただ流れていく時間が嫌で、追いつこうと足を動かすけど全然追いつけない。

 

周りの世界はキラキラしてて、キラキラが少しでも自分の一部になればいいのにって思っている。

 

でも、少しキラキラが降ってきたと思ったら、そのキラキラの量を誰かと比べている自分がいる。

 

すごく醜い、めちゃくちゃカッコ悪い。

 

本当は、頑張ってボロボロになりたいのかもしれない。

 

そうやって、頑張っている自分をアピールして、認められて、安心してから倒れたいと思っているのかも。

 

最近は心療内科に行っても、なんとなく不安で。

もうここずっと。

毎週、毎週同じことしか言われないんだ。

 

「ストレスヲカケズ二 無理二ナッタラ、辞メマショウ」

「ジブンのデキル範囲で生キマショウ」

 

無理はせずに、そう言い聞かせている。

そう思って生きてはいるけれど。

 

最近は、行く意味あるのか、って思ってしまう。

 

適応障害は良くなっているように思うけど、それ以外のところでなにかやっぱり自分には欠陥があるんじゃないのって思っている。

 

最近、頭痛が出るスパンが短くなっている気がする。

疲れを感じることが多い。

寝ても寝ても寝足りない。起きられない。

知らないうちに涙がでる。

 

こういうことを伝えてみても。

「ストレスヲカケズ二 無理二ナッタラ、辞メマショウ」

「ジブンのデキル範囲で生キマショウ」

 

リピート再生しているみたい。

 

私はなにか病気の認定が欲しいのだと思う。

結局「病気だから」に逃げたいんだろうと思う。

 

病気のラベリングが外れてしまえば、私は「ふつう」なのに何もできないダメな人だと思ってしまう。

 

休職した時、少し安心したのは「あなたは病気だから休んで良いのよ」と言われたから。

それは罪悪感もあって、劣等感もあったけれど、免罪符を手にしたような、気持ちになっていたのも事実だった。

 

まだ、体は言うことを聞かず、動かない。

 

何度も自分を肯定しては、何度も自己嫌悪している。

それの繰り返し。

 

みんなそんなもんなのかもしれない。

 

でも私はそれを内に溜めておけるだけの強さが無い。

だから、こうやって書いてしまう。

 

卑怯者と罵る自分へ

 

卑怯者だって許してよ。 

認めてよ。

自分が自分を認めないのってすごく苦しいから。

 

これは、ただのフィクションです。