適応障害は完治してないけど心療内科からOKが出たので会社に復職するよ。
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私、復職することになりました。
ずっと治療をしてきた適応障害の症状が治まりつつあるので、トライしてみるという感じです。
生活リズムは完全に戻っていないのですが、朝に起きて夜は眠るというサイクルは最低限こなせているので、自分としては会社に通いつつペースを戻していきたいという感じです。
本当は完全にリズムを戻してから、通い始めるのがベストな選択だと思うのですが、諸事情でタイムリミットが迫っていることや、自分の気持ちとして働きたい欲があり復職してみようという決断に至りました。
人事とも、何度も相談は行い、「少しずつペースを戻して行こう」ということで双方合意をしています。
しかしながら、会社とは現場であるので、実務的にそれが実践されるのかは別問題だと思っています。
実務の様子を見て、自分のペースや体調とあまりにもかけ離れてしまっていると感じたら、別の道を決断する必要があるのかもしれないということは、覚悟しているつもりです。
病気になって考え方が変わった
健康第一という言葉は、小さい頃から耳にタコができる言葉でした。
私は初詣に行くと「受験に受かりたい」とか具体的なことばかりお願いをしてきた人間でした。
周囲が初詣に行って、「家内安全」「健康第一」を祈ることはあまりピンと来なかったのです。
でも、昨年自分に起こった出来事で身に染みました。
健康であることが、どんなに幸せで、尊いのか。
自分が思ったようには人生は進まないんだな、ということが。
「健康な人はもっと日々に幸せを感じて生きるべきだ」みたいなことは思いません。健康である時だって、また違った悩みで苦しんだり辛いこともあると思うので。
健康だった時の自分にとって、健康は当たり前すぎるもので、大切なものだと実感することは少なかったのです。
失ってから、有難みを気づく。
後悔先に立たず。
こんな言葉もありますが、毎日みなさんは自分の選択の場面に直面した時、自分が考えられる中でできる限りの良い方法を選んで生きているのではないでしょうか。
誰だって自分が不幸になるための選択を、あえて自らする人ってあまりいない。
たしかに、誰かのために自分が不幸になると知りながら、犠牲になるということも時にはあるかもしれない。
でも、自分を犠牲にするということが、現時点の選択において、総合的にベストだと思っているから選んでしまうのではないでしょうか。
自分を傷つけずに目的を達成する方法があればそちらを選ぶことができますが、どうしても現実的にはその選択肢は存在しないから、自己犠牲を選択せざる負えない場面だって、きっとあるのだと私は思います。
たくさんのするべきことの中から優先順位をつけて、対処してまた進んで行くことの繰り返しだと思うのです。
その積み重ねが、いまの自分なんだと思います。
何が言いたいのかっていうと。
長い人生、どこかで悪いハプニングが起きても、仕方ない。
そう思えるように、少しだけなったということです。
「もっとこうしていれば、いまと違う未来があったかもしれない」というのは、どうしても思いたくなってしまいます。
でも、当時の自分は毎日を精一杯生きていて、その結果として、いまの状況に行きついてしまったので、それは仕方ないことだったんだと思います。
それで、気持ちの整理がつくようになりました。
だれも悪くないし、自分も悪くない。
自分の力ではどうにもならないこともたくさんある中で、いまの瞬間において、自分が良いと思えることを選ぶことしかできないんだなと思いました。
復職が完治のゴールだなんて全然思えていません。
むしろ新しい戦い始まるんだなと 、ちょっとビビっている部分もあります。
病気を完全に治ったと見られるのを怖がっている部分もあります。
たしかに確実に良くはなっているけど、いつまた起こるかという不安は拭えない。
しかし、このまま何もしないまま会社を去るのは、絶対に嫌なので、怖いし失敗するかもしれないけど、一度戻ってみるという選択を私はすることにしました。
ひょっとしたら3ヶ月後の自分は、「あの時もうちょっと休んでればよかったのに」と思っている可能性だってあります(笑)
それでも、いまの私にとってはこれで良いと思える決断をしたので、体と心は大事にしながら、少しずつ働いてみようと思います。
ブログ更新ものんびりペースになるかもしれませんが、お付き合いいただけますととても嬉しいです。
ま、そんな感じ。
ではでは。また。