カエル男が手料理を作る映画。『ミュージアム』を観てきました。
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こんばんは。
思ったよりグロかったので観ようと思ってる方は、ちょっと注意してください。
以下、ネタバレありです。映画感想。
[ざっくりストーリー]
カエル男と名乗る男のせいで次々と事件が勃発し、家族まで誘拐される。なぜだか主人公の小栗旬はカエル男に気に入られてしまい「君専用のスイートルームを用意して待っている」と言われてしまう。精神的に追い詰められる小栗旬。
小栗旬は家族を取り返すために、カエル男の家を調べ上げて乗り込むが監禁されてしまう。カエル男は意気揚々と小栗旬に手料理をふるまったり、工作をしたり、クイズを出して、監禁ライフを満喫する。小栗旬は無事に家族を助け出し、日常に戻れるのか。
大事なところ端折りすぎた感すごいけど、こんなお話です。
あんまりネタバレするのもアレなので。
ストーリー展開は起伏が激しくて、とても面白かったです。
私がこの映画で感じたテーマとしては、「悪とは何なのか」です。
正しいことってタイミングや人の立場で簡単に変化してしまうと思うんですが、目の前の情報だけ善悪を判断しないといけない状況って誰しもあると思うんです。
今現在で見たら完全な悪でも、長期的に見たらひょっとしたら善かもしれないこともある。その逆もしかりで。
結局、今を自分の判断基準で生きていくしか無いのですが、後悔の無い選択をするというのは難しいなと感じました。
この映画の本当の主題ではないかもしれませんが、私が感じたのはこんな感じです。
登場人物像はあまり細かく説明はされないのですが、見えない余白の部分が程よく不気味で面白かったです。
とにかくグロいです、でも続きが観たくなる。そんな映画でした。
ただ血生臭いの苦手な方は、見るのは絶対おすすめしません。
終わり方も、個人的には凄いなと思う終わり方だったので、興味がある方はぜひ。